鳶職とは?現場の花形と呼ばれる理由や平均年収・足場と鉄骨の違いを解説

鳶職とは?現場の花形と呼ばれる理由や平均年収・足場と鉄骨の違いを解説

鳶職とは?現場の花形と呼ばれる理由や平均年収・足場と鉄骨の違いを解説について見逃せない 注意点を厳選して解説いたします。

鳶職は学歴・経験不問でスタートできる門戸の広さが魅力の一つです。多くの企業が未経験者を「見習い」として採用し、道具の名前や運び方からOJT(実務訓練)で育て上げます。しかし、長期的に高い年収と現場での裁量を獲得するためには、国家資格や公的講習の計画的な取得が不可欠です。

鳶職としての価値を高める代表的な資格一覧は以下の通りです。

  • フルハーネス型墜落制止用器具特別教育:高所作業を行うための必須講習。入社直後に受講。
  • 玉掛技能講習:クレーンに資材を掛け外しするための最重要資格。これがないと資材の荷揚げ作業ができない。
  • 足場組立て等作業主任者:足場の組み立て・解体作業を直接指揮するための国家資格(実務経験が必要)。
  • 建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者:鉄骨造建築の組立て現場を指揮するための必須資格。
  • とび技能士(1級・2級・3級):都道府県職業能力開発協会が実施する国家検定。1級を取得すると一流の職人として全国で通用する証となる。
  • 登録鳶・土工基幹技能者:熟練工として現場のマネジメントや他職種との調整を統括する最高峰の資格。現場手当や単価の大幅アップにつながる。

鳶職の将来性と今後の需要動向

建設業界全体で高齢化が進み、20代〜30代の若手技術者が極めて希少な存在となっています。さらに、高度経済成長期に建設された首都高速道路や橋梁、大規模プラントの老朽化に伴う「解体・改修・大規模修繕工事」が日本全国で急増しています。足場や重機がなければ一切の改修工事が成立しないため、鳶職の需要は今後数十年にわたり堅調であり、技術を持つ職人の単価は上昇基調を維持しています。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。