ポケモンの技データベースを閲覧する際、数値上の「追加効果確率」をそのまま鵜呑みにすると、実戦で重大な戦術ミスを招くことがあります。ここでは、対戦プレイヤーの間でも誤認されやすい仕様の真相を解説します。
第一に、追加効果の判定タイミングと特性の相互作用です。例えば特性「ちからづく」を持つポケモンの場合、追加効果が発生する攻撃技の威力が1.3倍に跳ね上がる反面、ひるみや能力低下などの追加効果は一切発動しなくなります。さらに、「いのちのたま」の反動ダメージを受けなくなるという強力な隠し仕様が存在します。
一方、トゲキッスやノココッチが持つ特性「てんのめぐみ」は、追加効果の確率を単純に2倍にします。元々の追加効果が30%である「エアスラッシュ」のひるみ確率は60%まで跳ね上がり、相手を一方的に行動不能へ追い込む戦術が成立します。
第二に、ポケモンの一撃必殺技一覧(じわれ、ぜったいれいど、つのドリル、ハサミギロチン)の命中計算式です。ゲーム内の説明文には「命中30」と記載されていますが、実際の計算式は以下の通りにプログラムされています。
実命中率(%) = 30 + (自分のレベル - 相手のレベル)
対戦環境のランクバトルでは全ポケモンがLv50で統一されるため命中率は一律30%となりますが、「相手のレベルが自分より高い場合は技自体が無効化される」という鉄則があります。さらに、「ぜったいれいど」はこおりタイプ以外のポケモンが使用すると基礎命中率が20%に低下し、こおりタイプの相手には完全に無効化されるという個別仕様が組み込まれています。