平成のアイドル史を振り返る上で、ギャルルという存在が放った異彩は今なお強烈な光を放っている。モーニング娘。およびハロー!プロジェクトで一時代を築き上げた辻希美(結成当時は「りねぇ」名義)を筆頭に、圧倒的な大食いキャラでバラエティ界を席巻していたギャル曽根(そねぇ)、眼鏡アイドルという独自の立ち位置を確立していた時東ぁみ(あみぃ)の3人が集結。異色の組み合わせが生み出すシナジーは、結成直後から大いに世間を沸かせた。
しかし、デビューシングル「Boom Boom めっちゃマッチョ」の発売を直前に控えた時期、辻の妊娠と結婚が公表され、ユニットからの離脱が発表されるという前代未聞の事態が発生する。急遽ピンチヒッターとして安倍なつみが加入するなど波乱に満ちたスタートとなったが、彼女たちが放った破壊力抜群のエネルギーは、ポップス界の記憶に深く刻み込まれることとなった。