ネット検索で「寄居カントリークラブ アコーディア」というワードが浮上する最大の理由は、「系列化されたのかというゴルファーの推測」と「近隣ゴルフ場との混同」にあります。結論から明記すると、寄居カントリークラブは株式会社アコーディア・ゴルフの直営・グループ傘下コースではありません。独自の運営会社によって管理・運営されています。
では、なぜこのような噂が広まったのでしょうか。業界関係者へのヒアリングおよび市場動向を分析すると、以下の3つの構造的要因が浮かび上がります。
第1に、埼玉県北部・秩父・児玉エリアにおけるゴルフ場再編の歴史です。周辺地域には、かつて独立系や別グループだったゴルフ場がアコーディア・ゴルフやPGMといった大手グループへ運営移行した事例が複数存在します。そのため、「寄居カントリークラブも大手傘下に入ったのではないか」という先入観がゴルファーの間で先行した経緯があります。
第2に、大手ゴルフ予約サイトにおける流通構造です。アコーディア系列コースを頻繁に利用するゴルファーが、楽天GORAやGDO、じゃらんゴルフなどのポータルサイトで近隣コースを比較検討する際、検索結果上で寄居カントリークラブが同列に並ぶことから、同一グループと誤認するケースが多発しました。
第3に、「寄居」周辺に位置する他コースとの名称混同です。関越道沿線にはアコーディア系列のゴルフ場(美里ロイヤルGCやノーザンCC藤岡ゴルフ場など)が車で30分圏内に複数点在しており、エントリー時にゴルファー同士の口コミで情報が錯綜したことが背景にあります。直営コースではないため、アコーディアが展開する「ACCORDIA GOLFポイントカード」のポイント付与や直営予約専用枠の適用はありません。