検索エンジンで「PayPay 本人確認」と入力すると「危険」というサジェストワードが表示される背景には、過去のITサービスにおける情報漏洩事故の記憶や、身元確認書類をスマートフォンで撮影・ICチップ読み取りすることへの心理的抵抗感があります。
公的データや公式セキュリティレポートによれば、PayPayの本人確認システムは国際的なセキュリティ基準である「PCI DSS」に準拠し、通信データはすべて強固に暗号化されています。スマートフォンのNFC機能を用いたマイナンバーカードのICチップ読み取り(公的個人認証サービス:JPKI)では、カード内の電子証明書を利用して地方公共団体情報システム機構(J-LIS)と直接照合を行うため、券面画像の偽造や人為的な誤認が入り込む余地がありません。
ネット上で懸念される「PayPayから個人情報がだだ漏れになる」といった事態は、正規の本人確認手続きを行うこと自体から生じるものではなく、後述するフィッシング詐欺サイトへ誤って個人情報を入力してしまうケースが混同されて語られているのが実態です。