関西で外国語を学ぶにあたり、誰もが直面するのが「京都外国語大学」と「関西外国語大学(大阪府枚方市)」の二者択一です。両校は同じ「私立外大」という看板を掲げながらも、教育方針、キャンパス環境、そして就職実績の志向性において対照的なキャラクターを持っています。
入試の難易度やブランド力だけで比較すれば、関西外大が半歩から一歩リードしている事実は否めません。航空業界への圧倒的な採用人数や、米国の大学を模した御殿山キャンパス・グローバルタウンの存在感は強力です。
しかし、「英語以外の言語を本格的に修得したい」「巨大なマンモス校よりも、教員や留学生と日常的に顔を合わせられる密なコミュニティで学びたい」と望む層にとって、京都外大は替えの利かない選択肢となります。イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、アラビア語など、希少言語の教授陣が揃っている点は京外大ならではの絶対的な強みです。また、観光再生が進む京都の街そのものをフィールドワークの舞台にできる立地は、関西外大にはない独自の価値を生み出しています。