この場所は単なる憩いの場にとどまらない。江戸時代の俳人・西山宗因がこの地で句を詠んだ歴史を物語る碑が静かに佇み、古くからの文化の薫りを現代に伝えている。
一方で、スポーツの聖地としての顔も併せ持つ。園内にある本格的な靱テニスセンターは、かつて若き日の大坂なおみ選手が練習を重ね、世界への足がかりとしたコートとしても知られる。毎年、日本テニス協会が共催する世界スーパージュニアテニス選手権大会などの白熱した国際大会が繰り広げられ、世界を目指す若き才能が集結する。歴史ある風情とスポーツの熱気が同居する、実にユニークな都市公園といえるだろう。