現在、幻のアイテムを求めるコレクターたちの主戦場となっているのがメルカリをはじめとする二次流通プラットフォームだ。数十年前の未開封おもちゃのカンヅメや、地域限定・企業コラボの非売品ノベルティには、時に定価の概念を吹き飛ばす驚くべきプレミア価格がつけられる。
市場では状態の良し悪しや外箱の有無が取引額を大きく左右する。しかし、そこにあるのは単なる投機熱だけではない。「歴史的資料として後世に残したい」という強い熱量を持ったマニアたちによる保全の動きでもある。真贋の見極めや適正な入手ルートの選定は、現代のコレクターにとって必須のリテラシーとなりつつある。