X(旧Twitter)やTikTok、YouTubeのショート動画などを中心に、「2026年大地震説」が定期的にトレンド入りを果たしています。発端を辿ると、インフルエンサーによる「霊能者の予知」「独自の地殻変動解析」、あるいは海外の予言者の言葉を引用した投稿がアルゴリズムによって拡散されている実態が浮かび上がります。
2026年の巨大地震に関するネットの反応を分析すると、「本当に来るのではないか」「水や食料を買い足した」と本気で恐怖を感じるユーザーがいる一方で、「またこの手の煽りか」「定期的に年号が変わるだけ」と冷ややかに受け止める層に二極化しています。特にスマートフォンの普及以降、不安感情を刺激するコンテンツほどエンゲージメントが高まりやすいSNS特有の構造が、根拠のない大地震説の延命に拍車をかけています。
さらに、日本国内で震度3〜4クラスの有感地震が発生するたびに、「これが前兆だ」「本震が近い」といった言葉が独り歩きし、既存の不安と結びついてトレンド上位へ押し上げられる悪循環が定着してしまっているのが現状です。