園芸店で健康な苗を選び出すためには、ラベルの派手さや開花している花の数に惑わされてはならない。失敗しないためのチェックポイントは極めてシンプルだ。
第一に確認すべきは「株元の節間(せっかん)」である。節と節の間がぎゅっと詰まり、地面を這うように低く茂っている苗は、日光を浴びて健康に育った証拠だ。逆に、徒長して茎がひょろひょろと立ち上がり、先端にだけ花をつけている苗は、購入後の枝分かれが期待できない。
第二に「葉の色とポット底の根」だ。下葉が黄色く変色していないか、葉裏に害虫の痕跡がないかを確認する。そしてポットの底穴から健康な白い根がわずかに見えている状態がベストだ。茶色く変色した根がぎっしり詰まった「根詰まり苗」は、植え替え後の活着が極端に鈍るため避けるのが賢明である。