2009年10月、TBSテレビ系で生放送された『オールスター感謝祭』。名物MCとして番組を牽引していた島田紳助のもとに、その年の『キングオブコント』王者として飛翔したばかりの東京03が出演していた。メンバーの飯塚悟志、角田晃広、豊本明長は、コント日本一の称号をひっさげてゴールデンタイムの華やかなスタジオに臨んでいた。
本番中、画面に映し出されたのは異様な光景だった。島田紳助が東京03のテーブルへと歩み寄り、胸ぐらをつかむような素振りを見せながら凄む姿。音声は絞られていたものの、明らかに通常のやり取りではない重苦しい空気がスタジオを支配した。事態の背景にあったのは、本番前の楽屋挨拶を巡るすれ違いだったとされる。