スピンオフ作品でも主役を務めた無自覚な天才・凪誠士郎(なぎ せいしろう)と、彼を見出し才能を開花させた御影玲王(みかげ れお)。この2人の複雑な絆と圧倒的な天才性の描写は、映画の成否を左右する大型トピックだ。
めんどくさがり屋でありながら、ボールをトラップした瞬間に凄まじいオーラを放つ凪役には、長尾謙杜や宮世琉弥、佐藤勝利らの名前が急浮上している。脱力感から一転して見せる規格外のトラップ性能のギャップを演じ切れるかが試される。そして、御影企業の御曹司であり凪の相棒として葛藤する玲王役には、水上恒司や眞栄田郷敦のような華やかさと重厚な演技力を兼ね備えた俳優が望まれている。二人が見せる「トラップの美学」は、実写映画最大の見どころになるに違いない。