道都・札幌の歓楽街として知られるススキノを長年地盤としてきたのが六代目山口組の誠友会(札幌)です。誠友会のルーツは、昭和の北海道裏社会で「北海のライオン」と恐れられた石間春夫氏が結成した「北洋会」にまで遡ります。その後、合流や改編を経て「誠友会」へと改称し、五代目山口組時代に直参組織へと昇格しました。
誠友会の歴代会長と経歴を振り返ると、初代・石間春夫会長から二代目・船木一治会長、三代目・渡部隆会長、そして現体制の四代目体制に至るまで、常に山口組最高幹部陣の一翼を担う存在として重用されてきました。特に巨大歓楽街ススキノにおける興行権や飲食店利権をめぐる抗争史は熾烈を極めました。
ススキノでの暴力団抗争の経緯としては、1980年代から1990年代にかけて起きた地元独立組織や他団体との衝突、さらには組織内部の路線対立による緊張状態が幾度となく報じられてきました。しかし、歓楽街への防犯カメラ網の敷設やみかじめ料徴収に対する罰則強化により、現在では表立った街頭での実力行使はほぼ抑え込まれています。