組織を支えてきた古参の幹部たちが次々と表舞台から去り、現在の指導部はかつてない舵取りの難しさに直面している。上意下達の絶対的な規律は薄れ、若手メンバーの間には冷めた個人主義が蔓延しているという。カリスマ的な指導者が不在のまま、内部の意思決定プロセスは不透明さを増すばかりだ。
関係者の証言によれば、幹部会での議論はかつてのメンツや縄張り争いから、いかにして目先の資金を確保するかという極めて現実的かつ切迫した内容に終始している。かつての「看板」の重みは、もはや若い構成員を引き留める力にはなっていない。