通報を受けた沖縄県警、地元消防、自衛隊、さらには洞窟構造に精通した地元ダイバーやガイド有志による懸命な捜索作戦が夜通し展開されました。しかし、洞窟内は濁流が渦巻き、視界がゼロに等しい危険なコンディション。二次災害のリスクから、夜間の深部進入は一時中断を余儀なくされるなど、救命活動は困難を極めました。
夜が明けた翌朝、水位の低下を確認した救助隊が潜水装備を交えて洞窟奥深くへと進入。午前中、水没を免れた洞窟最奥部の高台(エアポケット)で、身を寄せ合って待機していた3名を発見しました。幸いにも全員に目立った外傷はなく、低体温症の兆候はあったものの全員無事に生還を果たすという奇跡的な結末を迎えました。
ガイドが無理な強行脱出を試みず、残された高所に留まって体力の消耗を防ぎ続けた冷静な判断が、最悪のシナリオを回避した決定打となりました。