言葉の根幹にあるのは、「神戸の魅力は人である」というシンプルで強靭なメッセージだ。1995年の阪神・淡路大震災で、都市は一瞬にして未曽有の被害を受けた。インフラが寸断され、途方に暮れる中で街を立ち直らせたのは、他でもない住民一人ひとりの助け合いと絆だった。
「私自身が神戸である」という宣言の形をとったBE KOBE。それは、単に街の名を誇示する標語ではない。悲しみから立ち上がり、未来を切り拓いてきた一人ひとりの誇り、すなわちシビックプライドの結晶である。復興を果たした都市の歩みが、この短い言葉の中に今も息づいている。