大手メディアが沈黙を守っていた時代、彼の主な発表の場はニュースサイト『やや日刊カルト新聞』だった。副代表や主筆として陣頭指揮を執り、皮肉とユーモアを交えつつも極めて精緻な事実認定に基づいた記事を発表し続けた。この独立系メディアでの地道な発信こそが、後の大スクープの基盤となったのである。
また、長年にわたりカルト被害者の救済に取り組んできた全国霊感商法対策弁護士連絡会との情報交換や連携も、彼の取材の精度を裏打ちしている。法律のプロフェッショナルである弁護士たちからも高い信頼を寄せられる背景には、感情論に流されず、証拠に基づいた客観的ファクトを積み重ねるジャーナリスト精神がある。