杉村太蔵氏に対して苦手意識を持つ層の多くは、彼が放つ「配慮を欠いたように見える直言」と「軽薄に見える振る舞い」に強いストレスを感じています。その原点は、2005年の衆院選で自民党の比例単独候補として棚ぼた初当選を果たした直後の言動にまで遡ります。
当選直後の記者会見で「真っ先に調べたのは国会議員の給料」「料亭に行ってみたい」と無邪気に放言したシーンは、国民に強烈な不信感を植え付けました。有権者の期待を背負う政治家としての重みが感じられず、「調子に乗っている」「国会議員を舐めている」という強烈なバッシングを浴びることとなったのです。
政界引退後も、コメンテーターとして出演する番組内で世論の一般的な感情と真っ向から対立する持論を展開しては炎上を繰り返してきました。特に労働環境、若者の意識、政治スキャンダルに関する議論では、強者の論理や自己責任論を前面に出す場面が目立ちます。生活に苦しむ一般市民の感情を逆撫でするかのような発言が、ネット上で「上から目線で鼻につく」「庶民感覚がズレている」と猛反発を招く要因となっています。