一般向けのテレビやアプリでは親しみやすいイラストが使われますが、気象庁が専門的な天気図で用いる日本式天気記号には、より緻密な分類が存在します。
- ⚫(黒丸):雨(通常の雨)
- ⚆(二重丸の中に点):小雨(雨強度が弱く、雨量計で感知しにくいレベル)
- ▲(黒三角):しゅう雨(にわか雨・突発的な強い雨)
- ⚡+⚫:雷雨(雷を伴う降雨)
- 豪雨記号:降水量に応じた国際気象機関(WMO)規格の記号群
ここで合わせて知っておきたいのが、「降水確率」と雨マークの関係です。「降水確率50%」とは、過去に同じような大気状態だったケースを100回集めた際、そのうち50回で「1ミリ以上の降水」が観測されたという過去の実績確率を意味します。
多くのメディアでは、降水確率が30%〜40%以上に達すると雨マークや傘マークをアイコンとして併記する基準を設けています。降水確率は「雨の強さ」や「降る量」を示す数値ではないため、降水確率30%の雨マークであっても、短時間に猛烈なゲリラ豪雨となる可能性は十分に存在します。