バッテリーを借りる手続きは極めてシームレスだ。専用のスマホアプリを事前にダウンロードしていなくても、店頭のQRコードをカメラで読み取るだけで即座に貸出手続きが完了する。この快適な体験を支えているのが、日本国内で広範なユーザー基盤を持つキャッシュレス決済との連携である。
特にPayPayやLINEといった日々の生活に溶け込んだアプリ上でミニアプリを起動すれば、新たな会員登録やクレジットカード情報の入力という煩わしい作業を完全にスキップできる。QRコードをスキャンし、決済方法を選択すると、スタンドのロックが解除されてバッテリーが押し出される。所要時間はわずか十数秒。急ぎの移動中やビジネスの合間であっても、一切の手間を感じさせることなく端末の充電を開始できる仕組みが構築されている。