ネット検索で「久米宏」と入力すると、「病気」「体調不良」「死去」といった不穏な関連ワードがサジェストされることがあります。なぜこのような噂が執拗に広がるのでしょうか。
その背景には、現代のWebアルゴリズムとネットユーザー心理の構造的な問題があります。数十年間にわたり毎週数百万人の前に姿を見せていた超有名人がパタリと露出をなくすと、一部のまとめサイトやSNSがPV(アクセス数)稼ぎのために「重病説」や「入院説」を無根拠に作成・拡散する現象が頻発します。
取材で確認された客観的事実として、久米さんが重篤な病気で倒れた、あるいは長期入院しているという公式記録や信頼できる報道は一切存在しません。もちろん80代を迎えた高齢者としての自然な加齢現象や足腰の衰えはあるものの、健康的な食生活と適度な運動を維持しており、ネット上に散見される極端な健康不安説は明らかな事実誤認です。