アパレル小売業界の巨頭たちと比較することで、同社の立ち位置はより鮮明になる。業界首位のユニクロを展開する株式会社ファーストリテイリングは、完全実力主義を掲げ海外赴任や幹部候補への一括加給などで年収1,000万円超を狙える環境を提供するが、その分社内競争と離職率も高い傾向にある。
一方で、独自路線で成長を遂げた株式会社ワークマンは、フランチャイズ展開を軸にした低コスト高収益モデルを維持している。これらに対し、ファストファッションの一角を占める株式会社しまむらは、直営店中心でありながら徹底した残業削減と生活支援制度を組み合わせ、高い給料水準とワークライフバランスの両立を実現している点が特徴的だ。