この激似現象が一過性のネットミームで終わらなかったのは、水谷隼氏の懐の深さと、波田陽区氏の絶妙な立ち回りにありました。
アスリートの中には、自身の真剣勝負を芸人のネタに重ねられることを快く思わないケースも少なくありません。しかし水谷氏は、帰国後の情報番組やバラエティ番組において「波田陽区さんに似ていると言われること」について問われると、笑顔で「光栄です」と即答。完全なる本人公認を与えたのです。
その後、民放のバラエティ特番で念願のテレビ初共演が実現。お互いに向かい合って鏡を見るようなリアクションを披露し、スタジオは大爆笑に包まれました。さらに特別対談では、波田氏が「水谷選手のおかげで仕事が激増しました!」と感謝を述べ、水谷氏が「僕も試合中に波田さんの顔がチラつきましたよ」と冗談を返すなど、互いのプロフェッショナリズムを尊重し合う見事な掛け合いが繰り広げられました。