物語のクライマックスは、皇権を揺るがす薛遠(シュエ・ユエン)ら薛氏一族の反乱と、平南王の残党による総攻撃を巡る緊迫の攻防戦から幕を開けます。実の父である薛遠から過去に身代わりとして捨てられ、深いトラウマと離魂症(精神の変調)を抱えて生きてきた謝危(張凌赫/ジャン・リンホー)は、自らの血塗られた過去と決着をつけるべく、命を賭した策を実行に移します。
前世の記憶を持つ姜雪寧(白鹿/バイ・ルー)は、復讐の狂気に呑まれそうになる謝危を必死に支え、彼が孤独な破滅へと向かうのを身を挺して阻止します。二人は息の合った策略で見事に朝廷の逆賊を討伐。謝危は父親との血の呪縛を自らの手で断ち切り、国家に真の平穏をもたらしました。
すべての戦いが終わった後、朝廷の権力争いから距離を置いた二人は正式に婚礼を挙げます。かつては権力のために謝危を利用しようとして命を落とした姜雪寧が、二度目の人生では真実の愛を選び取り、謝危と共に生きる道を選んだ瞬間でした。後日談では、二人の間に男の子(謝添)と女の子(謝韫)の双子が誕生。かつて冷徹な「謝少師」として恐れられた男が、子煩悩で妻を一心に愛する穏やかな父親・夫へと変貌を遂げた姿は、多くの視聴者に深い感動を与えました。