Q1:アルジネートの練和時に粉っぽさが残ったり、早く固まりすぎたりする原因は何ですか?
A1:粉と水の混水比が適正でないか、水温の管理ができていないことが主な原因です。アルジネートは水温が高いほど硬化が早まり、低いほど遅くなります。夏場など室温・水温が高い時期は、指定の冷水を用いるか水温計で温度をコントロールしてください。また、計量スプーンに粉を取る際はすり切りを行い、計量カップの目盛りを水平に保つことが基本です。
Q2:寒天・アルジネート連合印象で、寒天とアルジネートが剥がれてしまうのはなぜですか?
A2:寒天の吐出温度が高すぎる・低すぎる場合や、寒天を盛ってからアルジネートトレーを圧接するまでの時間が空きすぎて寒天表面が冷えて皮膜を形成してしまった場合に起こります。寒天カートリッジの保温器温度を適正(約60〜65℃)に維持し、シリンジ塗布後ただちに(数秒以内に)練和したアルジネートを圧接して一体化させる必要があります。
Q3:光学印象(口腔内スキャナー)を成功させる最大のコツは何ですか?
A3:徹底した「防湿」と「歯肉圧排」です。光スキャナーは水分(唾液・血液)があると乱反射を起こして形状が歪みます。綿ロールやサクションによる確実な防湿を行い、歯肉縁下にマージンがある場合は圧排糸(コード)や圧排ペーストを用いてマージン全周を空気中に露出させることが不可欠です。