この場所を訪れたら、まずは看板風呂である「高濃度炭酸泉」に身を沈めたい。湯に入った瞬間、細かな二酸化炭素の気泡が全身をびっしりと包み込む。水温は長湯に最適な37度から38度前後のぬるめに設定されており、心臓への負担が少ないのが大きな特徴だ。
皮膚から吸収された炭酸ガスは血管を拡張し、全身の血液循環を劇的に促す。血流がスムーズになることで、手足の先までじわじわと温もりが広がっていくのを感じられるだろう。15分ほど静かに浸かるだけで、重かった肩や腰の違和感がスッと軽くなる。長時間のデスクワークや立ち仕事で疲弊した現代人にとって、これ以上の特効薬はない。