タレントやラジオパーソナリティとしての顔が広く知られていますが、特撮ファンにとって毒蝮さんは永遠のヒーローです。1966年に放送された『ウルトラマン』では科学特捜隊のアラシ隊員役を熱演し、射撃の名手として怪獣たちと果敢に戦いました。
その熱血漢あふれる演技が高く評価され、翌1967年放送の『ウルトラセブン』にもウルトラ警備隊のフルハシ隊員役として抜擢。2作連続で防衛チームの主要メンバーを演じた俳優は極めて稀であり、初期ウルトラシリーズの屋台骨を支えたレジェンドとして歴史に名を刻んでいます。
現場では怪獣の着ぐるみを着るスーツアクターや裏方スタッフへの気配りを欠かさず、子どもたちに夢を届けるプロとしての誇りを胸に撮影に挑んでいました。現在でも特撮関連のイベントやファンミーティングに登壇すれば、当時の裏話をユーモアたっぷりに語り、世代を超えたファンを熱狂させています。