各自治体の保健福祉局や報道各社の発表によると、海外渡航歴のある感染者やその接触者が、発熱や発疹などの症状が出現する前後に新幹線を使って広域移動していた事例が報告されています。東海道新幹線をはじめとする大動脈は1列車あたりの定員が千数百人に及び、不特定多数の乗客が数時間にわたって空調の効いた閉鎖空間を共有するため、保健所は感染拡大防止を目的として乗車便・号車・利用区間を速やかに公表しています。
公表対象となるのは、感染者が感染可能期間(一般的に発疹出現の4日前から発疹出現後4〜5日頃まで)に利用した列車です。「〇月〇日 のぞみ〇〇号(〇号車) 東京駅〇時〇分発〜新大阪駅〇時〇分着」といった形式で自治体ホームページや報道機関を通じて周知されます。ニュース速報を目にした際は、まず手元のスマートフォンの予約履歴(スマートEXやモバイルSuicaの利用履歴)や紙の切符の控えと突き合わせ、日時・列車名・乗車区間・座席号車が重なっていないかを冷静に照合してください。