関西の無添蔵が「静のハイグレード」であるならば、東京のど真ん中に誕生した「動のハイグレード」と呼べるのが、2026年4月にマロニエゲート銀座2に開業したくら寿司 グローバル旗艦店 銀座です。
世界的クリエイティブディレクター佐藤可士和氏がプロデュースを手掛けた店内は、江戸時代の寿司屋台を現代に蘇らせた「くら小路」を中心とする巨大なエンターテインメント空間。浮世絵や提灯が彩る洗練されたジャパニーズモダンのフロアには、通常の回転レーンに加えて「握り」「天ぷら」「団子」の専門屋台が常設されています。
銀座店で提供される特別メニューは、一般的な店舗とは一線を画します。カウンター越しに職人が目の前で握る高級江戸前寿司、揚げたての江戸前天ぷら、さらには自分で焼いて楽しむ特製みたらし団子など、食の体験そのものをイベント化。価格帯も都市型・インバウンド型の特別設定となっており、一皿の単価やアルコール類の品揃えも銀座という立地にふさわしいプレミアムな構成です。
訪日外国人観光客向けのショーケースとしての側面を持ちながらも、国内の若年層やビジネスパーソンが「手軽に楽しむ銀座の寿司体験」として活用しており、無添蔵とは異なるベクトルでくら寿司の高級・高付加価値シフトを象徴する旗艦拠点となっています。