今回のプロジェクトで特にスポットライトを浴びているのが、北陸と近畿をそれぞれ代表する二つの名門校だ。富山県立桜井高等学校は、北陸の豊かな自然と厳しい冬の環境の中で育まれた粘り強い校風を持ち、これまでも数々の傑出した人材を世に送り出してきた。
一方で、古代歴史の浪漫が息づく地に佇む奈良県立桜井高等学校は、文化的な深みと学術的な探求心を兼ね備えた教育で知られる。一見すると地理的にも歴史背景的にも離れた二校だが、地域とともに歩んできたアイデンティティの強さという共通項がある。取材班の調査により、プロジェクトではこの対照的な二つのキャンパスを軸に物語が展開することが分かってきた。