和食の出汁文化と、スリランカ料理の「旨味」には驚くべき共通点がある。その秘密は「カツオ節」によく似たモルディブ・フィッシュの存在だ。スパイスの強い刺激の中に、じんわりと広がる魚介のコク。これが、日本人の舌に圧倒的な安心感と新しさを同時に与えてくれる。
さらに、小麦粉を使わずサラッとしたルーに仕上げるグルテンフリーのスタイルや、ココナッツオイルをベースとした軽やかな後味が、現代の健康志向と見事に合致した。油分で重くなりがちな一般的なカレーとは一線を画す軽快さが、毎日でも食べたいと思わせる中毒性を生み出している。