同館の代名詞とも言えるのが、巨大な円形浴槽と白亜の彫刻群が並ぶ「ローマ風呂」です。古代ローマの公衆浴場(テルマエ)に着想を得たこの浴室は、約250畳の空間に約300人が同時に入れる圧倒的なスケールを誇ります。壁面を彩るレリーフや重厚な石造りの円柱は、現代の建築基準では再現が極めて困難とされる昭和の贅を尽くした文化遺産でもあります。
この名物風呂をめぐって検索エンジンで頻繁に調べられているのが、ホテル大野屋ローマ風呂混浴の有無です。結論から述べると、混浴の事実は一切なく、完全な男女別・時間交代制で運用されています。昭和中期のレジャーブーム期に流布した古いイメージや、映画・テレビ番組の演出による誤認がネット上で独り歩きしているに過ぎません。
気になるホテル大野屋ローマ風呂利用時間は、宿泊者の男女比や混雑緩和を考慮し、以下のようなタイムスケジュールで厳密に固定されています。
- 男性利用時間:15:00~21:30 / 翌朝 5:00~8:00
- 女性利用時間:22:00~翌朝 1:00 / 翌朝 8:30~10:30
- 清掃・換気点検時間:21:30~22:00 / 翌朝 1:00~5:00 / 8:00~8:30
※時期や館内オペレーションの都合により多少前後する場合があるため、チェックイン時の配布案内を必ずご確認ください。
女性がローマ風呂を利用できる時間帯が夜遅く(22時以降)と翌朝の特定時間に限られるため、タイムマネジメントを誤ると「せっかく宿泊したのにローマ風呂に入れなかった」という事態に陥りかねません。館内にはもう一つ、相模湾を望む絶景露天風呂「花鳥の湯」があり、こちらもローマ風呂と対をなす形で男女入れ替えが行われます。さらに予約不要・無料で24時間空いていれば自由に鍵をかけて利用できる6箇所(大小合計)の家族風呂・貸切風呂も併設されており、館内湯めぐりのポテンシャルは極めて高いと言えます。
なお、外来利用を検討する旅行者から問い合わせの多いホテル大野屋日帰り温泉料金ですが、現在は宿泊者専用の施設管理に注力しており、一般的な日帰り入浴のみのプランは原則休止または繁忙期完全制限となっています。この名湯を心ゆくまで堪能するには、素泊まりまたは1泊2食付きプランでの宿泊予約が最も確実な選択肢です。