学業と結婚を隠しながら高校に通うヒロイン・飛鳥まどか。その破天荒で愛らしい姿に、日本中が夢中になった。代表作『奥さまは18歳』は、日本の連続ラブコメディの金字塔として今も語り継がれている。しかし、その華やかな画面の裏側には、若き女優が背負った想像を絶する多忙とプレッシャーが存在していた。
連日のハードなロケ撮影に加え、歌唱番組やラジオ出演が分刻みで詰め込まれた日々。寝る間もない極限状態のなかでも、カメラが回れば一瞬で満面の笑みを咲かせた。共演者やスタッフへの細やかな気配りを忘れなかったエピソードは、今なお関係者の間で語り草となっている。過酷な現場を乗り越えたプロフェッショナリズムこそが、彼女を偉大なトップスターへと押し上げた原動力だった。