かつて「ジャニーズ」「アイドル」という肩書は、過酷なスポーツエンターテインメントの現場において色眼鏡で見られることも少なくなかった。しかし、岩本照はその偏見を己の圧倒的なパフォーマンスと情熱によって完全に粉砕した。今や緑山の会場で彼に向けられるのは、人気タレントに対する声援ではなく、一人の偉大なチャレンジャーに対する敬意と歓声だ。
グループのセンターとして華やかに舞うダンスパフォーマンスと、競技者として無言で壁に挑むアスリートの顔。その双方が互いを高め合い、彼という人間の魅力を唯一無二のものに仕立て上げている。彼の泥臭い挑戦は、観る者の胸を強く揺さぶり、諦めない心の価値を教えてくれる。