1990年代初頭、ファッション誌『ViVi』の専属モデルとして活躍していた時期の彼女は、すでに同世代の女性たちにとっての絶対的なカリスマだった。バブル崩壊後の少し陰りが見え始めた日本社会において、彼女が見せた健康的で凛とした笑顔は、新しい時代の女性像そのものだったと言える。
身長172センチという恵まれたスタイルでストリートファッションからハイブランドまでを着こなし、誌面を飾るたびに掲載アイテムが完売する現象が巻き起こった。しかし、単なる「スタイルの良いモデル」に留まらなかったのは、彼女の瞳の奥に宿る芯の強さがあったからだ。当時の撮影スタッフによれば、早朝から深夜に及ぶハードなロケでも笑顔を絶やさず、服の魅力をどう見せるかを常に計算していたという。そのプロフェッショナリズムこそが、後の女優としての飛躍の原動力となった。