2007年、夫妻は生活の拠点をイギリス・ロンドンへと移す大きな決断を下した。一見すると突然の海外移住に見えたが、そこには子供たちの教育環境と、アーティストとしてより広い視野を得たいという強い思いが存在していた。
歴史あるロンドンの街で過ごした日々は、夫婦の絆をさらに深めることとなった。異国での生活立ち上げや文化の違いに直面しながらも、二人は役割を柔軟に分担し、家庭を守り抜いた。子育てが一巡した現在においても、ロンドンと日本を行き来する多忙な生活の中で、互いに独立した個として尊重し合う姿勢は変わらない。互いの活動に干渉しすぎず、それでいて決定的な瞬間には固く結ばれる夫婦関係は、まさに現代の理想像といえるだろう。