ノート選びにおいても、受験生のタイプや学習フェーズに応じた使い分けが効果を発揮します。主に「大学ノート(B5綴じノート)」「ルーズリーフ」「市販の完成ノート」の3つの選択肢が存在します。
手軽に始められるのが、数研出版から公式に刊行されている「チャート式 完成ノート」です。問題文や図が最初から印刷されており、余白に直接解答を書き込めるため、問題の書き写しにかかる時間を極限まで削ることができます。短期間で基礎的な例題の網羅を目指す初学者や、部活で忙しい現役生には極めて費用対効果の高い選択肢です。
一方、より柔軟な運用を求める受験生にはルーズリーフの活用法が適しています。ルーズリーフの最大の強みは、「差し替えや並び替えが自由自在であること」です。間違えた問題だけをバインダーの前に集約したり、苦手分野(微積分やベクトルなど)だけを抜き出して自分専用の「弱点克服バインダー」を構築したりすることが容易に実現できます。
綴じノートを使用する場合は、冊数が増えて復習が分散してしまわないよう、「例題演習用」と「間違えた問題ストック用」を明確に分けるなど、情報の散逸を防ぐ工夫が求められます。