クラフト界のスタンダードである「株式会社パジコ」のモデナやモデナホワイトといった高級樹脂粘土と比べた場合、どのような差が出るのか。実際に比較検証を行うと、それぞれの強みと弱みが浮き彫りになった。
パジコ製品は、極限までの薄伸ばしや高い透明感、伸びのしなやかさにおいて圧倒的な品質を誇る。一方で、ダイソーの製品はわずかに乾燥が早く、硬化後の質感がやや硬めという特徴を持つ。しかし、大まかな造形や厚みのあるパーツ制作においては、両者の差を感じ取るのが難しいほどだ。
最大の相違点はコストパフォーマンスにある。容量あたりの単価で計算すると、ダイソー製は専門メーカー品の数分の一。試作品の制作や練習用、あるいは内部の土台パーツとして使い分けるクリエイターが増えているのは、合理的な選択の結果と言える。