日本国内でこのムードを長年牽引してきたのが、ペットフードやケア事業を展開する大手企業だ。例えば、マース ジャパン リミテッドは早くからオフィスへのペット同伴を認め、専用スペースやルールを完備してきた。彼らにとって愛犬は単なる癒やしではなく、自社プロダクトや顧客理解を深めるための大切なパートナーでもある。
また、日本ヒルズ・コルゲート株式会社も同様に、科学的根拠に基づいたペットの健康維持を提唱しつつ、社内におけるペットとの共生を推進している。これらの企業が積み上げてきた実績は、ペット関連産業にとどまらず、他業種が導入を検討する際の貴重なモデルケースとなっている。社内に「ドッグフレンドリーオフィス」の文化を根付かせることで、優秀な人材の引きつけやモチベーション維持に大きな成果を上げている。