二人の接点が生まれたのは、夜の街・すすきのの中心部に位置するダンスクラブでのイベントだった。当時、普段は外出を避ける傾向にあった瑠奈被告がなぜその場にいたのか、そして被害男性とどのような会話を交わしたのかが初期の捜査で徹底的に洗われた。
各種の事件報道やUHB北海道文化放送の取材によって判明した経緯によると、初対面の場で発生した何らかの行為が、瑠奈被告にとって決して許しがたいトラウマとなった可能性が高い。さらにYahoo!ニュースなどでも取り上げられた公判情報では、被告側が被害者に対して異常なまでの脅迫観念を募らせていた様子が詳細に描写されている。偶然の出会いは、いつしか解きほぐすことのできない怨念へと変化していった。