本拠を置く東京都千代田区神田錦町は、古書と学術の街として名高い神田エリアの一角を占める。かつて神保町の交差点近くにあった店舗が移転・拡充を経て、現在の神田錦町で新たな歴史を刻んでいる。この立地は、都心に拠点を置く企業農業参入組や研究者にとってもアクセスが良く、昼夜を問わず多様な人々が行き交う。
いまや農業出版・アグリビジネス業界の中心地として、単なる農業技術の枠組みを超えたイノベーションの場となっている。スマート農業機器の開発者が土壌学の古典を求めて来店したり、フードテック企業が食育の歴史的背景を調査しに来たりと、異業種が交差するハブとしても機能しているのだ。