名曲BGMと永田名人のブームに牽引され、実際の店舗に並ぶ「楽器コーナー」や「中古CD・レコード売り場」のリアルな評判はどうなっているのでしょうか。利用者の声や実地調査をもとに、現場の実態を検証します。
まず楽器コーナーの評判ですが、近年のハードオフは各店舗に「楽器専門スタッフ」や知識豊富なバイヤーを配置するケースが増えており、一般的なギターショップと遜色ないラインナップを誇る旗艦店も登場しています。FenderやGibsonといった王道ブランドの中古美品はもちろん、1970〜80年代のジャパンヴィンテージ(Greco、Tokai、Fernandes等)が相場より手頃な価格で見つかることも少なくありません。
一方、いわゆる「ジャンクコーナー(青箱)」に転がっている数百円〜数千円の楽器については、「配線断線」「フレットの激しい摩耗」「トラスロッドの限界」など、一定のリペア知識がないと演奏用に復元できない個体も混在しています。現場ユーザーからは「自力で半田ごてを使える人には天国だが、初心者セット感覚でジャンクに手を出すと痛い目を見る」というリアルな体験談が寄せられています。
また、中古CD・レコードの買取および販売フロアは、シティポップや昭和歌謡、インディーズ音源の再評価ブームに伴い、若い世代や外国人観光客のディグスポットとして活況を呈しています。1枚110円(税込)の均一コーナーから思わぬプレミア盤や廃盤CDが発掘される醍醐味は、サブスクリプション時代において「実物を手にして聴く喜び」を再発見させてくれる貴重な体験となっています。