声優のゲームギャラ相場とワード単価の裏側|ソシャゲ1本数百万円の真相

声優のゲームギャラ相場とワード単価の裏側|ソシャゲ1本数百万円の真相

声優のゲームギャラ相場とワード単価の裏側|ソシャゲ1本数百万円の真相の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

ゲームボイスの発注において広く採用されているのが「ワード単価(または文字単価)」という計算方式です。制作現場における見積もりや精算は、この単価に基づいて機械的に算出されます。

「1ワード」の定義と算出ロジック

ゲーム業界における「1ワード」の定義は、スタジオやパブリッシャーによって以下の2パターンに大別されます。

  • 台詞1行=1ワード型:「了解した!」「行くぞ、みんな!」といった1センテンスを1ワードとみなす方式。掛け声(「ハッ!」「くっ…」などの息づかい・リアクションボイス)も0.5〜1ワードとしてカウントされる。
  • 1文字=1文字単価型:台本全体の総文字数をカウントする方式。漢字・ひらがな問わず1文字あたりで計算される。

声優のランクや知名度に応じた単価設定の目安は以下の通りです。

  • 新人・ジュニア声優:1ワードあたり30円〜100円(文字単価:1文字あたり3円〜10円)
  • 中堅・レギュラークラス:1ワードあたり200円〜600円(文字単価:1文字あたり20円〜50円)
  • 有名・トップクラス声優:1ワードあたり1,000円〜3,000円以上(文字単価:1文字あたり100円〜500円以上)

「抜き録り」による圧倒的な時間対効果

アニメでは全員が同じスタジオに集まってマイクを共有しますが、ゲーム収録は全員が個別にブースに入る「抜き録り(単独収録)」が基本です。ゲーム用のセリフ(バトルボイス、システム音声、マイページ用ボイスなど)約100〜200ワード程度であれば、プロの声優ならわずか1〜2時間で収録を完了させます。

仮に中堅声優が1ワード400円で250ワードを2時間で録り終えた場合、ギャラは10万円に達します。拘束時間に対する収益効率がアニメと比べて圧倒的に高いため、声優事務所側にとってもスケジュールを組みやすく、経営を支える太い柱となっています。

佐々木 一輝
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佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。