購入を検討する際、誰もが不安に感じるのが「座ったときにバランスを崩して倒れないか」「壊れて怪我をしないか」という安全面の問題です。ネット上でも椅子付き杖の危険性について検索する人が少なくありません。
結論から言えば、正しい座り方と用途を守っていれば極めて安全ですが、使い方を誤ると重大な転倒事故につながるリスクがあります。特に注意すべきは以下の2点です。
まず1つ目は「座る向き」です。多くのステッキチェアは三脚構造を採用しており、通常の椅子のように背もたれ側を後ろにして座ると、後ろに体重がかかりすぎてひっくり返る危険があります。基本的に「ハンドルをお腹側にして、またがるように座る」のが正しい着座姿勢です。ハンドルを両手で握ることで上半身が安定し、三点支持による抜群のホールド感が生まれます。
2つ目は「耐荷重と設置面の確認」です。現在流通している良質な折りたたみ椅子付きステッキは、耐荷重100kg〜130kgという厳しい強度試験をクリアしています。ただし、ぬかるんだ土の上や急な坂道、滑りやすい濡れたタイルの上では三脚の脚先が滑る恐れがあるため、平坦で安定した地面を選んで設置することが鉄則です。