「イケメンと付き合えば幸せになれる」という幻想は、近年の心理学研究によって急速に塗り替えられつつある。最新の恋愛心理学データによれば、パートナーの容姿に対する満足度は、交際開始から半年以内に急激に低下することが分かっている。いわゆる「見慣れ」の現象だ。
アメリカ心理学会(APA)が発表した追跡調査でも、外見的魅力が高い男性を夫に持つ女性よりも、誠実性やユーモアの評価が高い男性と同棲・結婚している女性の方が、5年後のパートナーシップ幸福度が有意に高いという結果が出た。見た目のときめきは一時的なドーパミンの放出に過ぎない。一方で、日々の他愛もない会話や穏やかな気配りが生み出すオキシトシンこそが、長期的な関係の維持に不可欠なのだ。