内田裕也さんのディスコグラフィには、日本のロックシーン屈指のプレイヤーが集結した知る人ぞ知る名盤が存在します。後世のロックファンから特に高く評価されているアルバムを厳選して紹介します。
- 『JUKE BOX』(1969年):内田裕也とフラワーズ名義でリリースされた、洋楽カバー中心のサイケデリック・ロックの金字塔。ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘンドリックスの熱気をいち早く日本へ輸入した歴史的一作です。
- 『A DOG RUNS THROUGH THE CITY』(1982年):トルーマン・カポーティ・ロックンロール・バンド名義で発表された傑作。鮎川誠さん、Charさん、ジョー山中さんらが参加し、都会のストリートのざらつきを生々しく表現したタイトなビートが際立つ名盤です。
- 『アホタレさん』(1985年):過激なタイトルと社会風刺が効いたメッセージソング。裕也さんのアジテーションのようなボーカルが炸裂する怪作としてカルト的人気を誇ります。
ソロ活動後期の楽曲群やライブアルバムを聴き込むと、彼がいかに国内外の一流ミュージシャンからリスペクトされ、贅沢なサウンドメイキングを行っていたかがはっきりと分かります。