勢いに任せてオーダーしたものの、「思っていたのと違う」「頭が大きく見えて大仏のようになってしまった」という失敗談も後を絶たない。仕上がりのクオリティを左右するのは、カウンセリング時のちょっとした伝え方のコツだ。
第一に重要なのは、サイド(横)とバック(後ろ)の収まりだ。全体に強いカールをかけると、どうしても横にボリュームが広がりやすい。そのため、刈り上げ(ツーブロックやフェード)の高さや厚みを緻密に計算し、頭の鉢(ハチ)が張って見えないシルエットを作ることが不可欠となる。
「理想の画像を3枚以上持参するのがベストです」と木村氏はアドバイスする。「正面だけでなく、横顔や後頭部の写真もあると、美容師側も骨格に合わせたロッドの配置をイメージしやすくなります。『強めにかけるけれど、横は膨らませないでほしい』という具体的な要望を伝えるのが成功の秘訣です」。