外側からの物理的なケアと並行して行いたいのが、体内の電解質バランスを内外からコントロールするインナーケアです。特に昨夜の飲み会や夜食で過剰になったナトリウムを追い出すには、細胞の代謝を促すカリウムの摂取が不可欠となります。
朝食やランチで優先して選びたいのが、カリウムを多く含むむくみ解消食材です。忙しい朝でも手軽に口にできる代表格として、以下のような食材が挙げられます。
・バナナ・キウイ・アボカド:調理不要でスピーディーに補給でき、豊富なカリウムが腎臓からの塩分排出をバックアップします。
・ほうれん草・トマトジュース(無塩):野菜ジュースなどを活用すれば、消化器官に負担をかけずに数十秒で効率的にミネラルをチャージできます。
・海藻類(わかめ・もずく)や切り干し大根:水溶性食物繊維とともにミネラルが凝縮されており、腸内環境を整えつつ全身の水分排出をサポートします。
ここで多くの人が陥りがちな誤解が、「むくんでいるから水分を摂らない方がいい」という極端な水分断ちです。身体が水分を溜め込んでいる時に水を控えると、飢餓状態を察知したホメオスタシス(恒常性)が働き、かえって水分を排泄しにくくしてしまいます。おすすめは、コップ1杯の常温水や白湯を起床直後にゆっくりと飲むこと。内臓を穏やかに温めて胃腸の蠕動運動を促し、排泄機能をアクティブに目覚めさせることが体液循環の正常化へとつながります。