二人の原点と言えば、やはりNHKのドラマ『セカンドバージン』だ。17歳年下の男性との危険な恋を描いたこの恋愛ドラマは、視聴者の心を強く揺さぶり社会現象となった。鈴木京香が演じた凛とした出版プロデューサーと、長谷川博己が演じた若き実業家の切ない愛の模様は、今なお日本のテレビ史に残る傑作として語り継がれている。
この作品での共演をきっかけに、二人の距離は急速に縮まった。当時、すでにトップ女優としての地位を確立していた鈴木京香に対し、長谷川博己は舞台を中心に活動する気鋭の役者だった。劇中での圧倒的なリアリティと息の合った演技は、私生活での深い繋がりを予感させるのに十分だった。作品の成功とともに、二人は役者として、そして一人の人間として、かけがえのない存在となっていったのだ。