アメリカでの実績を引っさげ、2007年秋のドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから指名を受け、悲願の日本野球機構(NPB)入りを果たす。北の大地に足を踏み入れた男は、先発陣の一角としてチームの勝利に貢献していった。
ファンの度肝を抜いたのが、山なりに大きく弧を描いて捕手のミットに収まる「超スローボール」だ。時速50キロ台とも言われたその魔球は、百戦錬磨の強打者たちのタイミングをことごとく外した。奇策に見えて、緻密な制球力と度胸に裏打ちされた高度な投球術。北海道のファンは、その一球ごとに大きな歓声と喝采を贈ったのである。